まずは心に残った一場面から
「今日は何を書こう」と手が止まる日もあります。たくさんの出来事を詰め込もうとするより、ひとつの場面を選ぶと、言葉を見つけやすくなります。
遊んでいたときの言葉、友だちとのやりとり、できるようになったこと。特別な出来事でなくても、子どもの姿が見える場面はたくさんあります。
書く前に「いつ・何をして・どんな様子だったか」を短く思い出してみましょう。勤務中にメモを残す場合は、園の情報管理のルールに従い、個人のスマートフォンなどには子どもの情報を保存しないようにします。
「様子」と「具体的な姿」をセットに
「楽しく遊びました」だけでは、その場面を想像しにくいことがあります。見えた動きや聞こえた言葉を一つ足すと、家庭にも伝わりやすくなります。
記入例
今日は積み木で道を作っていました。「ここはバスが通るところ」と、車をゆっくり走らせて楽しんでいました。
この例は説明のために作成したものです。実際には、その日に見られた姿に合わせて言葉を選びます。子どもの気持ちを断定せず、観察した事実と保育者の受け止めを分けて書くことも大切です。
短くても一つ伝われば十分
毎回、長い文章にする必要はありません。園で決められた記載事項を優先し、自由記述は伝えたい場面を一つに絞ってみます。
- 今日の場面を一つ選ぶ。
- 見られた動きや言葉を具体的に書く。
- 必要に応じて保育者の関わりを添える。
けがや体調の変化、家庭と共有すべき重要事項は、連絡帳だけで済ませず、園の連絡手順に沿って対応してください。
最後に読み手の目線で見直す
名前や日付、誤字を確認し、他の子どもを特定する情報が入っていないか見直します。家庭を評価するような表現や、誤解されそうな言い切りにも気を配りましょう。
すぐに言葉がまとまらないときは、ひと呼吸おいて読み直すだけでも十分です。毎日少しずつ、自分に合う書き方を見つけていきましょう。


