秋の製作は、きれいな完成形を目指すだけでなく、色や形を見つける時間も楽しみの一つです。子どもたちが気づいたことから、活動を広げてみましょう。

どんな色が見つかるかな

散歩で見た木や、窓から見える葉の色を話題にしてみます。「赤いね」だけでなく、「こっちは少し黄色」「緑もあるね」と、違いを一緒に見つけます。

自然物を扱う場合は、種類や状態を大人が確認し、口に入れるおそれや触れてよいものかなど、年齢や子どもの様子に合わせて判断してください。写真や色紙だけでも活動は楽しめます。

ちぎった色紙を自由に並べて

赤、黄、オレンジ、緑などの色紙を用意し、ちぎる、丸める、並べるといった動きを試します。全員を同じ形にそろえる必要はありません。

紙片の大きさは発達や活動の様子に合わせ、大人が見守れる範囲で準備します。細かい紙片を口に入れる可能性がある場合は、小片を使わない方法に替えます。

貼る前の「試す時間」を大切に

台紙の上に並べてから、貼りたいところを決める時間を取ります。「ここにも置いてみようかな」と考える姿を、急かさず見守りましょう。

のりやはさみは園の使用ルールに従います。使う量や道具の置き場所を決め、必要な援助を受けられる環境を整えます。

飾るときは作った過程も一緒に

完成したものを並べる際に、「細長くちぎっていたね」「たくさんの色を選んだね」と、活動の過程を言葉にしてみます。できばえの比較より、一人ひとりが楽しんだことを共有できる展示にしていきましょう。